チームワーク ②

 ビッグバンドは、サックス、トロンボーン、トランペットのホーンセクションと、ピアノ、ベース、ドラム、ギターのリズムセクションで構成されています。ホーンセクションは、サックスが1番から5番、トロンボーンとトランペットは1番から4番まで有ります。基本17のポジションが有ります。

 

 さて、何処が一番大事かと言われると、全てと答えるべきなのですが、敢えて順位をつけるなら、各パートの1番(リード)と思います。何故なら、アンサンブルに於いては、確実に一番高音を受け持つ1番の音が目立つからです。だから、やはり、上手な人に1番を受け持ってもらったりします。

 

 そこで、ここからが重要な話となります。

 ビッグバンドに居れば、誰でもわかる事ですが、とりわけ、トランペットの1番は、全体の中でも飛び抜け高音で迫力と緊張感を表してくれるので、とても大事といえます。となると、1番トランペットの重要性がとても目立つわけです。

 アマチュアバンドで、ちょこちょこ起こりがちな過ちとして、1番の孤立化があります。最悪、1番の天狗化となり「1番あってのバンド」みたいな思い上りとなりかねません。

 

 私は、ビッグバンドをサッカーチームに例えて言います。

「YJOはワントップフォワード制をとっている。1番トランペットに最高のゴールを決めてもらう為に、全員で最高のアシストをしないといけない。アシストは目立たないけど、アシストが悪ければ、シュートは決まらない。リードトランペットは、その最高のアシストを受けたら、最高のシュートを決めないといけない。そのプレッシャーは、かなりのものがあると思う。アシストするメンバーも、リードトランペットも、互いに感謝しながら、演奏しないといけない」って、言わせて貰っています。

 幸いにも、我がYJOのリードペッターは、特にクラシックにも長けているせいか、とても謙虚に受け止めてくれているようで、頼もしい限りです。おまけに、2番以降のペット隊も、最高のアシストをしようと、蔭の努力を惜しみません。

 

 これはサックスパートや、トロンボーンパートにも言える事で、アマチュアバンドなら当然、セクションの中に上手い下手もあるわけですが、皆仕事を抱えながらも一生懸命練習している仲間なのだから、お互いに理解し合い、支えあい、協力し合って、厳しいながらも楽しく、充実した練習をしていくのがチームワークと思います。

 

                                                      2013.05.02

                                                      betch(^^)v